2018.11.16

ピアノ豆知識②~音が出るしくみ~

ピアノをもっと知りたい方向け!

ピアノの豆知識シリーズ、第2弾は・・・

音の出るしくみについて

ピアノの音が出る仕組みを簡単に説明します。

まず最初に、ピアノの中には沢山の弦が張ってあるのを
ご存知でしょうか?

ピアノの中を見てみると、画像のように
縦に向かって伸びているたくさんの線があります。
これが弦です。

そして、ピアノの鍵盤を押すと、
弦の下の白い物体が上に上がります。

この白い物体は
ハンマー”と言います。

マッチ棒の先の赤いところみたいな
形をしています。
先ほどのピアノの中の画像を見ると、
ハンマーが多くついているのが分かりますね。
それもそのはず、鍵盤1つに
対してハンマーが1つずついています。
そして、鍵盤を押すとハンマーが
連動するようなしかけになってるんですね✨


・・・では、なんでハンマーが
ピアノの中にあるのか?
そう、ピアノの中に張ってある弦を
ハンマーが下から叩いて、音を出しているんです♪
だから、鍵盤を押すとハンマーが上に上がるように
なっているのです。

なので、ピアノは打楽器(弦を打って音を
出すから)なんて言い方をしたりします。

ピアノの音を大きく出したいときは、
レッスンで
「中に張ってある弦の
芯までしっかり揺らすように」
なんて言ったりしています。

とてもシンプルな説明でしたが、
ピアノの音の出る仕組み、
お分かりいただけましたでしょうか。

鍵盤を押すたびに、
ピアノの中ではハンマーがひたすら弦を叩いて
慌ただしく働いてくれていると思うと、
なんだか愛おしいですね!

次回はハンマーが叩く弦にせまります。



<ピアノ豆知識シリーズ>
①~鍵盤の数~