2019.01.11

譜読みのコツ①~音の方向を見よう~

楽譜の読み方は1つ1つの音を
”ド”、”レ”、”ミ”・・・
と読むのが基本ですが、
その他にも様々な方法があります。

ちょっとしたコツです♪

コツが分かれば、一見難しそうに見える譜読みも
簡単にできてしまうこともあるんですよ!

今回はたくさんある譜読みのコツの1つ
をお教えします✨


~音の方向を見よう~

ピアノの生徒さんのRくん(小2)が
弾いている曲の一部が画像の楽譜。

そして、破線に囲まれた部分がRくんが
譜読みに戸惑ってしまった箇所です。

右手は下りの音階、左手は上りの音階です。
Rくんは最初、両手とも「ミレド」と、
右手と同じ下りの音階で弾いてしまいました。

しかし、画像のように矢印を楽譜に書いてあげると、
音の方向性が分かりやすいですね。
この曲の場合は、2つの矢印の向きが反対なので、
右手と左手の音階が反対になっていることが、
一目瞭然です!

矢印の向きが同じ場合は、音階が同じ向きだという
ことになるのです✨

Rくんは、この矢印を書くと、
すぐに弾くことができました
この矢印を使った譜読みの方法は、音階でなくても、
いろんなところで使えます。

楽譜を絵のように、一塊で見るのは、とても大切なのです。

譜読みがなかなか進まない場合、音の方向を
意識して楽譜を見てみると、
譜読みが少し簡単になるかもしれないので、
ぜひ、取り入れてみてくださいね♪